NOP WORKS

音声半自動編集ソフトウェア(WaveCutter)

作成日:2012.02.26(Sun)

最終更新日:2017.10.19(Thu)

「WaveCutter(以下、本ソフトウェア)」は音声編集ソフトウェア(波形エディタ)です。

主に無音で区切られた複数の短い音声の含まれた音声ファイルを自動的に処理することを目的に製作しています。 本ソフトウェアではWave形式の音声ファイルの編集を行うことができます。

WaveCutterの実行画面を以下に示します。

WaveCutter screen shot

図1: WaveCutter実行画面

本ソフトウェアの特徴は、多数のファイルを効率よく編集するための画面構成と、 一連の処理コマンドを複数のファイルへ一括適用(バッチ処理)できることです。

本ソフトウェア製作の動機は、大阪大学世界言語研究センターの 「社会人を対象とした学士レベルの外国語教育プログラムの提供(社会人教育プログラム)」プロジェクトおよび 「高度外国語教育全国配信システムプロジェクト(高度配信プロジェクト)」 で教材を作成する過程において多数の単語の音声を編集する必要があり、その作業負担を軽減したいというものです。 実際には音声の自動分割処理の完成が、ほぼプロジェクト終了の2012年2月初旬となったためプロジェクトの作業ではあまり利用されていません。

主な音声編集作業手順は次の通りです。

  1. 音声の分割
  2. ノイズ低減・不要部分削除
  3. 音量調整
  4. 音声前後の無音部分調整

本ソフトウェアは「音声の分割」、「音量調整(音量の最大化)」、「音声前後の無音部分調整」を行うことを目的としています。 また、本ソフトウェアは音声編集支援ソフトウェアとして位置付けており、ノイズ除去やフェードアウトなどの処理が必要な場合は専用ソフトウェアで行うこととしています。

本ソフトウェアを利用して音声編集を行った例としては、 高度配信プロジェクトの ビルマ語 等があります。 主に音量調整と音声前後の無音部分調整および不要な音声の無音化に利用しています。

正規版ソフトウェアおよび操作説明書の配布は、 高度外国語教育独習コンテンツ 関連ソフトウェア で行っています。

ここでは、改変版ソフトウェアを配布する予定です。

【動作環境】

【インストール方法】

  1. 「インストーラー」リンクからインストーラーアーカイブをダウンロードします。
  2. ダウンロードしたアーカイブを適当な場所に展開します。
  3. 展開したファイルの中にある「setup.exe」を実行すると、ソフトウェアがインストールされます。
    ※「スタート」メニューに「大阪大学」フォルダを作成します。

【無保証】

本ソフトウェアは無保証です。 本ソフトウェアを利用したことによる、または利用しなかったことによる不利益、障害など、その全てをNOP WORKSは保証いたしません。

【制限事項】

【ダウンロード】

現在、改変版の配布は行っておりません。 以下の場所から正規版ソフトウェアのダウンロードをお願いいたします。